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投稿者: 山田尚矢
2010/06/24 17:25 

まずは、ハルを水洗いして各部のチェックをしてみます。

Y-15マーク3 ハル全景

デッキ全般の塗膜がひび割れを起こし、コックピット内ではポート側クルー足元の底板が腐食し、センターボードケース前部に割れが生じています。
マストパートナーにぐらつきが見られ、マストステップも磨耗が激しいようです。

ハルの塗装は、かなりの厚みで塗り重ねられているようで、目立ったひび割れは見受けられませんが、塗装を剥いで見ない事には外板の状態は判断のしようが有りません。

トランサムニー周辺は損傷を受けたのか、補修跡が痛々しい状態です。

Y-15マーク3 トランサムニー

バウデッキやサイドデッキといった水密空間はドライに保たれており、ほっと一安心。

Y-15マーク3 バウデッキ内部

続いて艤装のチェックですが、度重なるモディファイを経て、マーク1やマーク2に比べて非常に複雑な物となっており、特にマスト下のブロック類や、センターボードケースの上下には、使途不明なアイ類やクリートが散在しており、どこをどう通せばいいのやら、悩み込んでしまいます。
この艇を水に浸けるのは、年に一度の講習会と江ノ島遠征の全日本の時ぐらいで、ここ3年余り触っていない為、とりあえずマストを起ててセールを揚げてみて、各部艤装のチェックをしてみます。

セールは、ジブは新品に近くパリパリと心地よい音をたてていますが、メインセールはくたびれ気味で、一部にカビも見受けられます。

Y-15マーク3 全景

ブロック類はオールHarkenで動作には支障が無いものの、プラスチック部分は色褪せが激しい物もあり、耐久性の判断が難しい処です。

シートやコントロールラインは十分に使える状態ですが、システム自体が複雑なのできちんと色分けしたほうが良さそうです。

マストは電蝕によりオリジナルのマストを交換した際、それまでの劇的なまでのスピードがすっかり鳴りを潜めて、以前に比べて帆走らなくなってしまっているそうで、マストの選定を含めたチューニングで、是非とも往時の性能を蘇らせてやりたいと考えていますが、そこまで予算を割く事が出来るのか微妙です。

センターボードやラダーといったフォイル類もペイントが剥がれて、エッジが欠けてササクレています。 

Y-15マーク3 コックピット
 

記念すべき初日の作業は、デッキ廻りから。

シアー上に防舷材としてタッピングされた電工用のモールを取り外していきます。
金属と接触している木部は腐蝕しやすい為、手回しのドライバーで腐蝕の度合いを確かめながら、ビスを一本ずつ外していきます。

Y-15マーク3 シアー防舷材

両舷のミジップ付近の2箇所を除いて、しっかりとタップが効いており、おかげで指の皮が捲れてしまいました。(笑)

Y-15マーク3 シアー材

その他、デッキコーミング脇のアルミアングル、トランサムのラダーピンドル、スピンバッグを取り外して初日の作業は終了です。

Y-15マーク3 取り外し部品

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