作成者: 山田尚矢 作成日: 2010/06/24 16:51
故横山晃氏の設計によるディンギー、幻のY-15マーク3。 Y-15全日本選手権50周年記念大会に向けてのレストア記録。

まずは、ハルを水洗いして各部のチェックをしてみます。

Y-15マーク3 ハル全景

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今年はY-15級全日本選手権が、50周年記念大会を迎える節目の年です。

我が、Sail No.4141 Y-15 MarkIII も万全の体制で臨みたい所であります。 しかし、屋外保管の木造艇の常として、経年劣化による各部の傷みは激しく、一度総剥きにしてチェックした上で本腰で手を入れてやらないと、相模湾のうねりの中でひとたび吹き上がれば、目も当てられない惨状を繰り広げてしまう事は明白です。

そうなれば信頼の置ける造船所で、プロの技術で存分に腕をふるって頂くのが一番。 三重の造船所で工場長を務める波乗りの先輩にも相談したり、昨年末から木造のMarkIIIを建造されておられる愛媛の池川ヨット工房さんにも、Mailで相談に乗って頂いたりしました。

レストアという作業の性格上、対象となる船のコンディション次第で費用もピンキリです。 概算の見積もりを依頼するにも、先ずは実艇を診て頂いた上でお話しをお伺いするのが最善だと思うのですが、どちらもオイソレと気軽に船を運んでいける距離でもなく、二の足を踏んでおりました。 勿論、資金が潤沢にあるはずも無く、予想以上にコンディションが悪かった場合には、新艇の価格を上回る事も有り得るでしょう。

それならば自分の手で、出来るだけの事をしてみたい。 そう考えて作業場所を探し始めましたが、活動場所である芦屋マリンセンターの修理ヤードと書かれた場所は、屋内艇置き場と化しており、開きが出来る気配もありません。

自宅近くに貸し工場でも借りて・・・、 というのが最高ですが、ミナミのど真ん中に住んでいる私には無理な話しです。

ならば、せめて電車で数駅離れた場所でもと、あちこちに御願いしていた処、ある先輩がご好意でご自分の会社の資材置き場の一角を作業場所として提供して下さる事となり、ようやく第一歩を踏み出す事が出来ました。

とき既に6月と、梅雨の真っ盛り。 相も変わらずのレイト・テイクオフで、10月の大会まで残された時間はあと僅かです。

はてさて、どうなる事やら。 

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